見てもらえない通知には、
電話をかけます。
使われるかは、細部で決まる。
電話を
使われるかは、
予定・当日の進行・実績・精算を1つにまとめたうえで、現場が使い続けられるように細部まで作り込みました。同じ骨格を清掃・建設・点検・警備・造園・運送・製造の7業種向けにも動かしています。

Scale
数字で見る規模
2026年9月時点で、実際に数えた規模です。
画面
25
管理者・受取店・販売者の3者分
処理
69
予定・報告・精算・通知など
扱うデータ
21種
操作の履歴・ログを含む
通知の経路
4
Slack・メール・LINE・電話
Before
作る前の状態
出張・移動販売を行う事業者。販売の予定、当日の進行、売上実績、販売者への精算が別々に管理され、関係者間の連絡も電話や口頭が中心。誰がいつどこで何を売るか、受け取り側の段取りまで含めて、全体を見渡せる仕組みがありませんでした。
- 販売予定と当日の進行が一元管理できていない
- 受取店との受け渡しの段取りが口頭頼み
- 売上実績の集計と販売者への精算が手作業
- 関係者への連絡(変更・遅延など)が属人化
- 連絡しても気づかれず、出発が遅れることがあった
Details
かゆいところに、手が届くこと
システムが現場で使われなくなる理由は、たいてい大きな機能ではなく細部にあります。実際に現場で起きたことと、そこに手を届かせるために入れた作りを並べます。
1そもそもアプリを見ない人がいる
連絡の経路を4つ用意しました(Slack・メール・LINE・電話)。文字で届かない相手には、システムが自動で電話をかけて用件を読み上げます。
2通知が多いと、まとめて切られてしまう
通知を4種類に分け(ステータス・販売報告・リマインド・システム)、受け取る人が自分で必要なものだけ残せるようにしました。切られないことのほうが大事だからです。
3出発の時刻を過ぎても、本人が気づいていない
前日の夜と当日の朝に知らせたうえで、時刻を過ぎたら5分ごとに状況を見に行き、段階を上げて催促します。人が見ていなくても、催促がひとりでに進みます。
4電話をかけても出ないことがある
つながるまで自動でかけ直し、決めた回数で届かなければ「つながりませんでした」と管理者に知らせて人に返します。かけっぱなしで終わらせません。
5現場で急いでいて、送信ボタンを二度押してしまう
送信中は同じ操作を受け付けないようにして、二重登録が起きないようにしました。
6スマホで数字を打ち直すのが面倒
入力欄に触れた時点で元の数字を選択済みにし、0はあえて空欄で表示します。毎日何十回も打つ人の手数を減らすためです。
7iPhoneだと保存ボタンが隠れてしまう
iOS Safari 特有の表示の癖を避ける形に組み直し、実機で確認しました。PCだけで作ると必ず見落とすところです。
8月をまたぐと日付が1日ずれる
日付を時差の影響を受けない形で保存するようにし、月をまたいだシフト提出もそのまま保存できるようにしました。
9誰がいつ状態を変えたのか、後から分からない
状態の変更・予定の変更・電話の発信を、それぞれ別に履歴として残しています。食い違いが起きたときに、記録で確かめられます。
10使い続けるうちに動きが重くなる
実際の負荷を測ったうえでデータベースの設定を調整し、待たされる場面を減らしました。
Delivered
お渡ししたもの
- 管理者・販売者・受取店の3ロールと権限管理(全25画面)
- 出張販売の予定登録とステータス管理(出発→受取→到着→完了)
- 受取店による受け渡しの承認フロー
- 販売実績の報告と複数形態に対応した給与計算
- 4経路の通知(Slack/メール/LINE/電話)と、受け取る人ごとのON/OFF設定
- 自動リマインドと遅延の検知、電話が不通のときの自動かけ直し
- シフト提出(出勤できる日をカレンダーで選ぶ)と、管理者側での集計
- 状態変更・予定変更・電話発信を別々に残す3種類の履歴
Portable
同じ骨格が、他の業種でも動きます
出張販売のために作った仕組みですが、骨格は「現場に人が出ていく仕事」であればそのまま使えます。実際に、画面の言葉・現場・作業メニュー・担当者をまるごと入れ替えて、7つの業種向けに動かしています。
現場に人が出ていく仕事なら、業種が違っても同じ骨格で回ります。
業種ごとの画面は実際に触れる形で用意しています。ご希望があれば、御社の業種に近いものをお見せします。
Reliability
止めないための作り
毎日の商売がこのシステムの上で動くので、止まらないこと、そして万一のときに戻せることを前提に組んでいます。
最も重要な区分として、60秒ごとに監視
当社の監視の仕組みで「絶対に落とせない」区分に入れ、60秒ごとに外側から見ています。異常があれば即座に通知が飛び、原因の調査まで自動で始まります。
毎日、離れた場所と手元の2か所へバックアップ
データは毎日、遠隔のストレージへ退避したうえで、さらに別の場所へ複製しています。1か所が失われても戻せる状態を保っています。
操作の履歴が残る
状態の変更・予定の変更・電話の発信をそれぞれ記録しているため、「言った・言わない」が起きたときに記録で確かめられます。
監視と復旧の仕組みは保守・運用のページで詳しくご説明しています。
Tools
